ウィルトン(Wilton)とはイギリスの地名です。ウィルトン織りは18世紀の中ごろにウィルトン地方で初めて作られた機械織りのカーペットで、そこからウィルトン織りと名付けられたそうです。
ウィルトン織りは、2~5色の柄出しが可能で、繊細な織模様が美しく、パイル(カーペットの表面に出ている毛足部分)が緻密で耐久性がある、非常に丈夫な高級カーペットです。伝統的なクラシック柄や、シンプルでインテリアに馴染むデザインのものまで幅広いラインナップがあります。
タフテッドカーペットは、基布(布地)にミシン針でパイルを植え付けて作られています。
基布の裏面に出てくる縫い目の部分はラテックス(ゴム)でコーティングされています。
生産する速度が早いので、大量生産が可能という特徴があります。(ウィルトン織りの30倍ほどのスピードで生産できます)
使用する基布の厚みや加工方法を工夫することで、「防ダニ」「防音」「フリーカットOK」「洗濯OK」など、日々の暮らしに役立つ機能をプラスできます。
ウィルトンカーペットは、糸と糸を組み合わせて織り上げる伝統的な製法でつくられたカーペットのことです。
室内でも土足で生活をしている欧米諸国で普及してきた絨毯なので、耐久性に優れており、永く愛用したい方におすすめです。
繊細で美しい色柄を楽しめるのも、ウィルトンカーペットの特徴です。
タフテッドカーペットと比較すると高価ですが、そのお値段の差を上回る魅力があります。
ウィルトン織りはパイル(毛足)の密度が非常に高いのが特徴です。
この圧倒的なパイル密度により、普通のカーペットにはない高い耐久性を備えています。
パイルは三本の糸でしっかり締め付けているため、遊び毛(抜け毛)が出にくいといううれしい特徴もあります。
これにより、日々のお掃除がしやすくなります。
ヨーロッパで古くから愛されてきた伝統的な製法の絨毯なので、クラシックやエレガンス、オリエンタル調の物など豊富な種類があります。
伝統的な柄物だけでなく、トレンドのインテリアにも合わせやすい
デザインのものも増えてきています。
繊維の密度はノット数という数値で表され、普及品で10万ノット、最高級品では225万ノットにも及びます。
ノット数が多いほど細かい柄を表現できますので、高密度・高精細な柄はノット数が多くないとできないと言えます。
ものによっては150万ノットというもはや美術品の域に達しているウィルトン織りカーペットもあります。
もし使われている素材が同じであれば、価格は概ねノット数に左右されると言えます。
最高級グレードですと2帖サイズでも10万を超えます。表面の柄だけでなく、表面の密度も目安にできます。最高級品は芸術品と言われています。
ノット数が高い方が、細かく柄を表現することができるので柄がより鮮やかに出ます。
繊維の密度が高いと隙間も出来にくいため、埃やごみなどが入り込みにくくお掃除も楽になります。
また、荷重にも耐えられるので長持ちします。ですので永くお使いいただくことができ、リビングなどの過ごす時間の多いお部屋におすすめです。
・落ち着いた色味なのに華やかな、クラシックヴィンテージデザインです
・伝統的なドームデザインによる重厚感があります
・個性ある3色の中からお気に入りを見つけられます
食物やインキなど、シミの素がこぼれたときは、素早くお手入れを。
まず、乾いた布でツマミ拭き、つぎに水か中性洗剤入りのぬるま湯でもう一度ツマミ拭き。
横拭きは汚れが広がるので、厳禁です。
美観・衛生の維持のため、電気掃除機による日常の清掃をお勧めします。
メンテナンスの際、使用する洗剤は中性洗剤をご使用ください。
それ以外の洗剤を使用すると、パイルが変褐色することがあります。
電気掃除機による清掃に加えて、雑巾がけも効果的です。
洗剤が残らないように注意してください。
直接日光が当たる場所でのご使用の場合は、パイルが変褐色したりラテックスが劣化して、パイルが抜けたりすることがあります。
カーテン・ブラインドなどで日よけしてください。
虫剤・殺虫剤・消毒剤などを直接カーペットに散布すると、パイルが変褐色することがありますので、直接散布はお控えください。
汚れた際は汚れが広がらないよう即座に拭き取ってください。
時間の経過と共に除去しにくくなります。
なお、汚れによっては取れないものもあります。
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